スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

カテゴリ:- | | - | -
くやしい・・・気持ち。
昨日は日本空手協会南オーストラリア支部主催の南オーストラリア州選手権でした。

うちの長女は去年のこの大会でPee Wee Class(ちっちゃい子供のクラス)でチャンピオンになったので言わば、Defending Championでした。でも、今回はちょっと状況が違います。というのは・・・

長女はこの1年半の間に少しずつ、昇級し、今年は2級でこの大会を迎えました。つまり、出場するレベルがJunior Brown Belt Class(17歳以下の茶帯のクラス:3級から1級)にあがっているわけです。オーストラリアは当然競技人口が日本より少ないのでこれくらい大きなくくりにしないとトーナメントが作れません。日本は年齢ごとでしたけどね。そして、このクラスには17歳の1級のこのクラスのNational Championがいるのですよ・・・。彼女は足を怪我していたのでこの1年、黒帯への昇段審査が受けられず、長女にとってはアンラッキーなことにまだ、このClassに留まっていたのです。

結果は・・・
型は2位で、組手は1回戦で3歳年上の男の子に負けてしまいました。組手にしても男の子も混ざっているのでスピード・体格的にはやはり、8歳のわが子には厳しかったかぁ・・・。と親は十分な結果に納得・・・。でも、本人は目に涙を浮かべて悔しそうにしていました。

僕「悔しかった?」

長女「うん(涙目・・・)」

きっとその悔しいっていう気持ちが上手になるための大切な要素なんでしょうねぇ。思えば、日本で空手を始めて3ヶ月で市の大会に出場。当然、1回戦で敗れ去った帰り道の車の中でわんわん泣いていた長女・・・その悔しさが彼女をここまでにしてきました。きっとまた、この敗戦でワンステップアップしてくれるのではないかなぁと微笑みながら見ていたのでした。たまにはくやしい・・・っていうのも子供が成長するのに必要かもしれませんね。日常の一こまでした。小さい挫折は大歓迎です。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 11:30 | comments(3) | -
医学教育とサーベルタイガー!?
皆さんもご存知の如く、ここオーストラリアで僕は医学教育なるものを学んでいます。今学期の履修している科目の一つに

「カリキュラムデザイン」

というのがあります。これは医学生や研修医を教育していく上でただ教えるのではなく、カリキュラムデザインを事前につくり、それに沿って学習者を指導する。そのカリキュラムをデザインを、どのようにして作るかを学んでいるわけです。その中に例として面白いお話があったので紹介しますね。

むか〜し、むかし(まんが日本昔ばなし風に読んでください)・・・旧石器時代のお話です。そのころ、旧石器人たちにとってサーベルタイガーは食料としても、防寒用の毛皮を取る意味でも重要でしたが、その危険性という意味でもとても彼らの生活にとって大きな部分を占めている動物でした。その狩りの仕方は代々、口伝(くちづて)に、もしくは、体で経験して覚えると言うように各家々で次世代へと伝わっていました。そこにある偉い若者が現れ、言いました。

「この伝承の仕方は非常に非行率である。サーベルタイガーは毛皮も肉もとても大切だし、何より、襲われる危険性もある。もっとしっかりと効果的に我々若者は学ぶべきだ!」

と。そこで彼らは各家に伝わるサーベルタイガーに関する知恵を統合し、サーベルタイガー理論なる授業を作り、ある一定の年齢になった若者にはその理論を系統的に学ばせ、技術のある名人について実習も行いました。その結果、その集団の狩猟能力は格段に向上し、サーベルタイガーを非常に効率的に狩ることができるようになりました・・・。

そして・・・ついには絶滅してしまったそうな・・・。

というなんとも言えないお話でしたが、さて、このカリキュラム・・・何が足りなかったのでしょうね。昔の人の知恵にはもっと大切な何かが隠されていたのでしょうね。これをHidden Curriculum(ヒドゥンカリキュラム:隠されたカリキュラム)と言います。表立っては目標として書かれていないが、非常に重要な習うべきこと・・・今回で言えば、きっとどの程度、同時に狩るのが適当なのか?どれくらいは残しておかなくてはいけないのか?きっと各家々ではむやみやたらに取ってはいけないと言うHidden Curriculumがあったのかもしれませんね。逆に言えば、うまくカリキュラムを作れば、もともとの到達度以上のことを学習者が勝手に学んでくれる可能性もあるわけですね。

例えば・・・先生が学校で「子どもたちに給食を全部食べましょう。栄養をちゃんと考えて作ってあるから、体に非常によいのだから・・・」と言っているとします。きっとここには「食べ物を粗末にしてはいけない、もったいないから、ちゃんと全部食べましょう」というHidden Curriculumもあるべきです。

医学も一緒で僕は自分のところに来た研修医に看護婦さんに対する学習会を主催してもらうようにしていました。人に教えることで学ぶことはたくさんあります。ちゃんと準備もしなくてはいけませんからね・・・その時には人への教え方、どこが理解しにくいポイントなのか、プレゼンテーションの仕方なども自然に身につくわけですね。今、思えば、それがHidden Curriculumだったのかもしれませんね。

おもしろいですねぇ。身近に思い当たるHidden Curriculumはありますか?子育てにもありそうですね。これを教えることでこういうことも分かってもらいたい・・・みたいな・・・ね。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 12:47 | comments(15) | -
鼻血と礼儀
前もこのブログに書きましたが、子どもはよく鼻血を出します。

通常は鼻の穴を入ってすぐのところで右と左の鼻の穴の境目付近(真ん中の仕切りですね)から出血することがほとんどです。ここはキーゼルバッハ部位と呼ばれ、とても有名なスポットです。もし、鼻血が出ているお子さんを見かけたら、迷わず、そのまま立たせたままで(寝かせたりはしないでくださいね。鼻の奥から喉に鼻血が降りていって気分が悪くなったり、吐いたりしてしまうこともあります:血は美味しくないですからね・・・)鼻を強くつまみます。かなり、強めにつまんで3分から5分そのまま待っていれば止まります。

詰め物(ティッシュなど)を鼻の穴に入れるという方法もあるのですが、しっかりと出血部位を圧迫で来ていない可能性があるのと詰め物を取るときにせっかくかさぶたができて止血できていたのを詰め物ごと「ベリッ」とはがしてしまい、また、出血・・・ということもよくあるのでお勧めしません。

もちろん、とある理由で血が固まりにくくなるお薬を飲んでいる場合はたかが鼻血、されど鼻血・・・なかなか止まらない。以前、子どもではありませんでしたが、脳梗塞を以前にした事があり、血液をかたまりにくくする薬を飲んでいる中年男性が鼻血で来院されました・・・。鼻血は全く止まらず・・・いろいろな止血用の薬を使ってもダメで結局、緊急でレーザーによって焼いて止めてもらったことがありましたっけ・・・。

ま、そういうことで鼻血が出てもあせらず、お母さんでも普通はとめることができます。そして、ぶつけて出た鼻血でなければ止まれば放っておいて大丈夫です。もし、しょっちゅう鼻血がでる場合は耳鼻科で「ジュッ」と焼いてもらってもよいかもしれませんねぇ〜。

それで礼儀と言うのは・・・先日、次女のクラスの前で同じクラスの男の子がスゴイ大泣きをして暴れていました!担任の先生もなだめようとしていますが、全く治まる気配がありません。この子は5歳なのですが、お迎えに来るお母さんが遅れて授業が終わった時にお母さんの姿が見えなかったため、大泣きしてしまったようなんですね〜。挙げ句の果てに鼻血がブ〜ブ〜出始めて・・・僕の姿を見つけたその担任の先生は目でヘルプ・・・それを微妙に感じ取ってしまった僕は仕方なく、前述の方法で鼻血を止めました。そこへやってきたお母さん。英語も堪能の韓国人のようです。その担任にも僕にも何の挨拶もなく、連れて帰ってしまいました・・・。ちょっと残念だったなぁ。実際、このお母さんがどんな人なのかは分かりませんけどね。

この国に来てちょっと気をつけていることは日本人のイメージを壊さないこと。僕に出会った人は僕のことを「これが日本人」と思ってみていると思うんです。つまり、僕が悪い振る舞いをすれば「あ〜これが日本人かぁ」、良い振る舞いをしても「あ〜これが日本人かぁ」と思われるわけです。僕のせいで日本人に対する印象が悪くなったら、悲しいですよね。なので、意識的に真摯な態度をしっかりととるようにしています。みんな、外国に行く時は気をつけたいですね。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 11:15 | comments(7) | -
Go! 豪!アデレード
Go! 豪! アデレード(http://www.gogoadelaide.com.au/)というアデレードに関しての情報サイトがあります。その編集者の方と知り合うことができ、ひょんなことから記事を依頼されました。僕の記事自体は「取材記事」というカテゴリーの中にコラムとして短編で書いてあります。興味がお在りの方は除いてみてくださいね。ちょっとしたアデレードのことが載っていますよ。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 08:43 | comments(8) | -
子供のバランス感覚とスクーターの効能
お子さんの自転車の補助輪を取るのに苦労してません???

うちの4歳の息子はここオーストラリアに来て、補助輪付きの自転車が好きは好きなのですが、それよりも写真にあるスクーターに乗ることがお気に入り・・・。




最初は下手くそだったもの、今ではビュンビュン飛ばしながら、坂道を猛スピードで転びもせずに下っていきます。スクーターも2輪なので確かにバランスを取らなくてはいけません。でも、座っているわけじゃないし、片足で漕いでいるわけですから、すぐに足がつけます。なので、本人もそれほど怖くありません。大人も付きっ切りで見ている必要はありません。そんなこんなでビュンビュン飛ばしていると・・・

お向かいに住むハイミッシュ(本名を出しましたが、分かる方はほんの一握りだからいいですよね・・・)がスクーターも2輪だから、これにここまで乗れるならば補助輪はすぐに外せるよ・・・と言うのです。彼曰く、スクーターは補助輪を取る練習になると言うのです・・・。スクーターに上手に乗れるようになる=バランスがちゃんととれるようになる=補助輪なしにすぐ乗れる・・・ということらしいのです。彼のスクーターバランス理論によると・・・。

半信半疑でしたが、こちらに来たときには息子は3歳。もちろん、まだ、補助輪をとるには早い・・・。そんでもって最近、4歳半弱になったのでちょっと補助輪なしの自転車に試しに挑戦させてみると・・・なんとびっくり!!!

最初の最初、1回目の挑戦で普通に補助なし自転車に乗り、全く転ばずにス〜イスイ運転できるのですよぉ・・・。出だしのグイっとペダルをこぐところは要領がつかめないらしいのでできないのですが、最初にちょっと押してやるともう自由自在に操ります。しかも、転びもせずに・・・。3人兄弟の中でお世辞にも運動が一番得意とは言いがたい長男・・・。運動神経抜群の長女次女でも乗るのに1〜2日かかった事を考えると・・・これはスゴイ。だって、1回も乗ったことなかったのに・・・。

ハイミッシュ理論恐るべし・・・。

というわけで安全にしかも手っ取り早く補助輪なしの自転車に乗れるようにするには数ヶ月間、スクーターをさせておくのがよろしいかもしれませんね。なんて、ちょっと子供のバランス感覚のお話でした。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 22:44 | comments(10) | -
あなたは自律神経失調症です!!!
「あなたは自律神経失調症です」な〜んて、言われたらどう思いますか?

医師からのこの言葉に

「ダメ人間の烙印を押されてしまった・・・」
「とうとう私も心の病気になってしまった・・・」
「つける薬もないなんて・・・」

などとショックを受けるお年寄りが多いのです。そして、若者でさえもこの言葉に絶望感すら感じるとか・・・。

ただ、医師は上記のような意味で自律神経失調症は使っていません、もちろんです。自律神経とはもともと私たちが自分でどうにかできる神経ではありません。これらは交感神経・・・人間を興奮させる神経ですね。そして、副交感神経・・・人間を落ち着かせる神経ですね。簡単に言うと、これは人間の本能です。古来人間が戦闘体制に入ると交感神経が興奮します。

戦闘に備えて・・・
血糖値が上がります。(戦い最中にお腹が減っては困ります)
腸の動きが止まります。(戦い最中にお腹が減っては困ります)
汗をかきます。(手のひらにうっすら汗をかくことで持っている武器が滑りにくくなります)
血管が収縮します。(傷ついても大量出血しないようにします)
心臓がドキドキします。(興奮します)
手足が震えます。(武者震いと言うやつですね)

これが交感神経が興奮したときの症状ですね。副交感神経は反対です。人間の体の恒常性はこれらの自律神経で統率されているんですね。そして、思春期や更年期などのホルモンバランスが崩れるときや心配事があったり、緊張したりするとこのバランスが崩れるのです。過敏性腸症候群で下痢をしやすかったり、とても汗をかきやすかったり、不眠の原因になったりすることもあります。なので、医師は結構、簡単にこの病名をつけたがるし、実際にそういうバランスが崩れていることが多いのでそういう診断になってしまうのですが、あまり、この病名の響きが良くないこととかつてはちゃんと診断がつかない場合に全てこの病名にして片付けていた時代があったのでそのような名残であまり、良い様に受け取られないのが現実です。

医師も気をつけて話をしなくてはいけませんねぇ。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 21:55 | comments(8) | -
医療倫理・・・。
皆さんもご存知の如く、僕は今、医学教育なるものを勉強しています。その中でも今学期履修しているのは医療倫理・・・。聞くだけで難しそうでしょ?そうなんですよ・・・。でもね、一番身近な話題といわば身近な話題なのです。つまり、医療をやっていてこの医療行為は人道的に許されるのか?許されないのか?という問題を学んでいます。

例えば・・・
その昔、アメリカのある州で無脳症の赤ちゃんが生まれました。無脳症はそのこによって残された脳の機能が違うので一概には言えませんが、通常は生まれることができても数週間のうちに生命維持が困難となって亡くなってしまいます。その赤ちゃんの運命を知ったご両親はまだ、生きている赤ちゃんの臓器をいろいろな病気で臓器移植を待っている子供たちに提供しようと考えました。1週間で死んでしまうのでれば、私たちのことや世の中のことを分からないまま死んで行くのであれば、せめて、その臓器があれば生きることができる子供たちに提供し、その子を救い、そして、自分の子供の臓器も生き続けることができる、人の役になって死んでいくことができると考えたご両親は臓器提供を決意しました。しかし、その州の法律は死者ならびに脳死者からの臓器提供以外は認めない、他の人を生かすために生きているものを死に追いやることは認めない裁定を下しました。
結果・・・赤ちゃんは1週間後に亡くなり、臓器提供もできる状態ではなくなってしまいました。つまり、両親の思いは通じなかったわけです。

さて、皆さんはどう考えますか?何が正しくて何が間違っているのでしょう。感情論で話すことはできますが、きちんとした学問的考察としてこの事柄を評価するのが僕の課題です。

ここまで極端な例は比較的議論はしやすいです。しかし、実際の臨床現場はとても微妙な問題がたくさんあります。小児科で言えば、広汎性発達障害の子供たちをめぐる教育のあり方などもこういう倫理の問題に含まれます。遺伝性疾患や染色体異常に伴うお子さんを妊娠したことが分かった際の中絶の適否、代理出産の可否などいろいろありますよね。もちろん、高齢者の延命治療、がん患者さんに対する延命治療・・・限りはありません。簡単なもので言えばインフルエンザの受験生にタミフルを投与するかしないか?なんてのもありですよね。

僕はこの科目の履修で何が見えてくるのでしょう?現状は「答えはない。議論を尽くす。」それしか、答えが見えてこないDr.TERUでした。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 22:19 | comments(8) | -
ちょっと医学を離れて・・・。
みなさんは今、ラグビーのワールドカップがフランスで行われていることを知っていますか?一昨日はフィジーとそして、その前はそう!この国、オーストラリアと対戦しました。

オーストラリアで人気のスポーツ!
1.ラグビーフットボール
2.オージーフットボール
3.クリケット

どれも日本では比較的下位にランクされるものばかり・・・。特にオージーフットボール(こちらの人はフッティー、とかオージールールとか言いますが。)は日本ではほとんど知られていません。ラグビーはどちらかというとオーストラリア東部で人気!ナショナルチームはワラビーズと呼ばれます。あんなでかい体をして何でワラビーズなのだ?と思いますが。そして、オージールールは南部で人気!なのでこの周囲では比較的フッティーと呼ばれるオージールールフットボール(ルールが比較的、女性にもわかりやすいし、見ていておもしろい)が人気なのです。ですから、ワールドカップに興味がない人もかなりいます。日本はフィジー戦に備えて控えのメンバーも入っていたこともあり、結果は・・・

3−91!!!

いったい何の試合だ?って感じでした。見ていてもオーストラリア人が楽しそうに走り回っている。でも、翌日、友人のオージーに
「昨日の日本は善戦だったな!マイトゥ!」
と言われ、へ?と聞いたら、100点以上取れると思っていたのに!と言われ、そんなもんなのか・・と思いました。ただ、見ていてあの体の大きさに勝てるはずはないな・・・とテクニックでカバーできる競技は日本人でも勝つチャンスはありますが、力勝負はねぇ・・・。

ということでオーストラリアのスポーツ知識!上記のスポーツに加えて・・・
・ネットボール:特に女の子がするバスケットに近いスポーツですが、ドリブルなし、選手の行動範囲が制限されているなどのルールがあります。
・ボーリング:これは屋外でやるものでカーリングの夏・屋外版のようなルールです。
結構、人気でよくされています。国が変わると知らないスポーツがあるもんですね。

ちなみに・・・
ラグビーナショナルチームは前述のようにワラビーズ、サッカーナショナルチームはサッカルー(Socceroo)と呼ばれています。ニュージーランドのラグビーナショナルチームはご存知の如く、オールブラックス。そして、我が日本のラグビーナショナルチームはここオーストラリアの中継ではあの胸の刺繍にちなんでチェリーブラッサムズと呼ばれていました。確かにかわいらしく、やさしそうだが、ちょっと弱そう・・・。

無理やり子育てにつなげるとするとこちらのこどもはよくあの楕円形のボールで遊んでいます。蹴るのも難しいし、キャッチするのも難しい。バウンドも予測できないし、追いかけるのも難しい。でも、こどもの運動能力を高め、弾道予測の認識発展と言う意味ではとてもよいのかもしれませんね。もちろん、家の中でゲームをするより・・・。なにより、広い公園がたくさんあるので他の人に当たることをあまり気にせず、ボール遊びができるこの国は子供にとってはよいのかもしれません。

地元チーム:「アデレードパワー」のボールを買ってみました。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 09:21 | comments(5) | -
ペリカンの恐怖
先週末はここから250kmくらい離れたRenmarkというところにあるRural Clincal Schoolにお呼ばれしたので遠路はるばる行ってきました。というのもフィラデルフィアからフィードバック(学生のしたことに対してためになる発言をしてあげること)の専門家が来ているということでその人のセッションに参加してきたと言うわけです。

画面の左にちょっとだけ、マレー川が見えます。以前写真に載せたフェリーと同じ河ですがその何百キロも上流です。規模が違いますねぇ。

学生が準備された本物の患者さんから病歴を取ります。
         ↓
それに対して指導医がフィードバックを入れます。
         ↓
そのフィードバックに対して偉い先生がもっとこういうアドバイスがよいとか、それに対するアドバイスをくださいます。

そんな感じで僕も1人の医学生さんが患者さんと対応しているのをみてそれに対する僕なりに気がついた良かった点、改善点などをフィードバックしました。う〜ん、英語でほめたり、指導したりするのは難しい・・・。でも、とても、よい経験でしたよ。

ついでにせっかくなので家族も連れて行きました。宿泊はマレー川というオーストラリアでも一番大きい川のすぐほとりにあるキャラバンパーク。今回泊まったキャビンの前にはペリカンが・・・。

ちょっとぼけていますが、ペリカンに追いかけられるの図。実はこのとき僕は気がついていませんでしたが、写真で言う僕の右側にもう1羽いたんです。

大きなペリカン4羽を相手に奮闘しました!近くに来るとかなり怖い、特に目が笑っていないので・・・。でも、子供たちにとってはとても楽しい旅行になりました。怖がりながらもペリカンにみんなでえさをあげて・・・。これがオーストラリアに来てよかったことですね。

しかも長女は僕のRenmarkの知り合いの娘さんと一緒に現地の小学校に!アデレードではNAPと呼ばれる英語を話せない子達のための学校に通っているので本場オージーばかりの学校は初めて!でも、迎えにいったら、ナント友達も5人できたと・・・。英語を話せないのにどうやって友達を?と思いながら、校長先生(とてもよい先生でした。いつでも、Renmarkに来たときには連れてらっしゃいと言ってくださいました)に見送られて帰ってきました。田舎は日本もオーストラリアも同じで人情味あふれてますね。僕はやっぱり田舎者なので田舎が好きです。でも、この田舎と都会では平均寿命が全然違うんですよ。オーストラリアの田舎は本当に医療過疎なのです。都会に住んだ方が長生きできるって言うのものねぇ。でも、大学院修了後1年くらい帰国を延ばしてこの田舎で医学生を教えてみたいな・・・と感じた数日でした。そうそう、ここの病院で一般外科医を募集していました。日本人でも良いって!誰か来ませんか?
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 01:17 | comments(5) | -
こどもにいろいろ教える効果的な方法は?
皆さんもご存知の通り、今は教育者が学習者に教える戦略なるものを勉強しています。その中で記憶に関するトピックを毎週、ディスカッションしています。

人がものを記憶するには・・・

1.感覚器官で情報を感じ、認識します。
        ↓
2.認識した情報を短期記憶します。
        ↓
3.それを情報処理して長期記憶します。

こんな感じのプロセスをたどるんですねぇ。

1の段階で認識した情報は意識して2に持っていかないとほんの数秒で頭の中から消えていき、感じた情報のほんのちょっとしかのこりません。そのためには単純ですが、与えられた情報にいかに注意を払うかが大切になるそうです。なるべく五感で感知する情報量を制限する。すなわち、何かを覚えようと思ったら、その他の気になるものをなるべく少なくしたほうがよいということです。こどもに九九を覚えさせるときにテレビがついていると覚える能力の全てを発揮できない!ということらしいです。

2の短期記憶では視覚的な情報と聴覚的な情報を同時に使いながら、覚えるのが最も効果的に長期記憶につながるのだそうです。つまり、九九を覚えるときに壁に書いた九九の表に何らかの絵があったりするとこどもはそれと同時に覚えていき、思いだすのときの手がかりになるんですね。なので、何かを覚えるときには声に出しながら、その絵を見ながら覚えるととても効果的なそうですよ・・・。こどもって車に乗っているときによく「ここって1回来たことあるよねぇ」とか、「そのときに〜の話をしていたよねぇ」とか結構、言うんですよね。これがそうなのでしょう。

だから、1歳前後の赤ちゃんなんかの語彙を増やしていこうと思ったら・・・例えば、葉っぱを指差して「これ葉っぱだねぇ」とか、車を指差して「これブーブー(車)だねぇ」とか、指を差してそれを見せつつ、言葉をかけてあげるのが効果的なんですね。1歳検診で自発語の数が少ないよぉと言われたお母さん!まず、心配ないですけど何もしなくてもよいのか?と不安になったら、日常生活の中でこんなことをやってみるとよいかもしれませんね。もちろん、絵本の読み聞かせも抜群だと思いますよ。ただ、忙しいお母さんがなかなか本は読んであげられないこともあるでしょう。そんなときにちょっとした会話の中で(テレビを見ながらでもよいのです。)指差し−発語をやってみてくださいね。
カテゴリ:診療とは関係ないこと! | 09:08 | comments(16) | trackbacks(0)
| 1/5PAGES | >>