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世相の反映
本日はご存知の通り、当直中です。

つい先ほど、自殺を図った方が救急車で搬入されました。52歳の男性です。日ごろから精神科にはうつの診断で通院されていたようですが、本日、家人が心配して探しに行ったところ、酒を飲んで睡眠薬をたくさん飲んで・・・車の中に練炭を炊いてぐったりしているところを発見されて大学病院に救急搬送されました。そこでの一酸化炭素中毒の診断によって当院に高気圧酸素療法を目的に来られました・・・。

もちろん、医学的に対処することは大切なのですが、なぜ、この人は自殺しなくてはいけなかったんだろう・・・とか、助けたほうが本人は幸せなんだろうか・・・とか、いろんなことが頭をよぎります。この方の場合、うつの診断でしたから、自殺を図るのも病気のなせる業・・・ということで本人の本心ではないと自分に言い聞かせて治療に当たるという感じでした。もちろん、うつになってしまった原因はあるでしょうから、その元疾患の治療もしなくてはいけませんよね。

働き盛りの自殺・・・。日本の政治家はもっともっと国内に目を向けて成すべきことがあるのではないかなぁ・・・と。もちろん、北朝鮮問題は大切ですが、アメリカ追従、発展途上国への支援という外部向けの顔ももちろん、よいのですが、国内の生活の大変さにも目を向けてほしいものです。幸せな中年から高齢者と不幸せな同世代の人の差が大きい気がします。しかも、その人たちが決して不真面目に生活してきたわけではないと言うところが大きな問題だな・・・と感じている夜中でした。
カテゴリ:日々のつぶやき | 00:35 | comments(8) | trackbacks(0)
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コメント
お疲れさまですm(._.*)m
何となく眠れず今まで起きてます・・・
そういう現実を目のあたりにしてる先生は
とてもたくさんの事をお考えになるんでしょうね。
今、北朝鮮の問題が多く取り上げられてて
そちらに目が行きがちですが
現実、考えなくてはいけないことはもっともっと
たくさんあるんですよね。
私の妹がひきこもり?うつ?の経験をしましたが
心の病気というのは本当に本人も周りも辛いものですよね。

今日は北朝鮮のことが頭をぐるぐるまわってましたが
先生の記事でちょっと違う方向にまた目がいきました。
少子高齢化、格差社会・・・

あっ、次女が泣き出した!添い寝してきます。
お休みなさい、先生も頑張って下さい。。。



| ももち | 2006/10/12 1:31 AM |
私も今日は昼寝のしすぎでおきてます(笑)
うつでの自殺未遂・・・友達の旦那さんもうつで何度も自殺しようとしたみたいです。私のおばも軽いうつ。まわりにはこのような症状の人が多くてこんな世の中になってほしくないですよね。
もっと明るい世の中になってほしい・・・子供達が大きくなる頃にはどんな世の中になってるのか不安です。
先生、誤飲の話ですが磁石はどのような危険があるのでしょうか?たまに下の子が冷蔵庫にくっついた磁石をなめたりしてて(><)今日はクレヨンかじってましたしm(−−)m
上がいると誤飲の危険が増えて困り者ですよね^^;
| さらマミー | 2006/10/12 1:50 AM |
みなさん、おはようございます。
実際のところ、実感として本当に心を病んでる患者さんが多いこと、別に仕事を不真面目にしていたわけでもないのにリストラをされて日常生活に困窮している人が増えています。私の病院はもともと低所得者の割合が多い病院なので国の政策のあおりはもろに受けます。そういう問題も多いと実感します。
ももちさん:自分が幸せだとなかなか不幸せな人に目は向きませんよね。僕たちもいろいろな場面に遭遇しますが、やはり、他人事・・・という思いも捨てきれないのが実際です。自分の生活は幸い安定してますからね・・・。患者さんにもどうせ他人事だろ!って思われてるんじゃないかって勝手に思ってしまいます。
さらマミーさん:磁石を複数食べちゃうと腸をはさんでくっついちゃう可能性があります。そうなると磁石はなかなか動かないし、はさまれた腸がそのうち破けちゃう可能性があるんですよ。なので、磁石を1個飲んだか、2個飲んだかは重要なんです。
| Dr.TERU | 2006/10/12 9:05 AM |
なんだか・・・
全ての元凶は「自分さえよければ人は
どうでもいい」的な考えのような気がしますね。

愛が足りない。

他人にも。そして自分への厳しい愛も。

くさい事を書いてますね。でもいつも感じます。
ちょっと、ほんのちょっと相手の立場に立って
愛情を注げたらこんな言葉でないはずなのに。
こんなしうちできないはずなのに。
そうやって人は無神経になり、能面になり・・・。
だんだん諦めていくのではないでしょうかね。
政治家の人たちも声の大きい人の言葉ばかり聞かず
自分の目で見て、耳で聞いて動いて欲しいですね。

お金がなくても愛があればいい。
国全体がそんな風になってもらいたいな。
損得はその後で。
| チョコひげ | 2006/10/12 11:13 AM |
TERU先生、こんにちは。

度々記事とは関係ないことで申し訳ないですが質問させてください。

赤ちゃんが良く舌にカビが生える『カンジタ』と聞きますが、どうも私がそれっぽいような気がします。

10日ほど前風邪を引き、咳と鼻水と喉の痛みで通院していたんです。でも、いつもより長引いて。。。
舌を火傷した様なヒリヒリした痛みがあり、火傷か口内炎かとおもっていたのですが、異物感を感じたこともありました。
風邪で調子が悪い成果と思っていたのですが、舌の痛みは全く治らないので、今日鏡を見てビックリo(>_<)o
赤い湿疹と、舌が真っ白。。。
正しくカビが生えているような白さで唖然としています。

病院、内科に行けばいいのでしょうか??
| ぽっくんママ | 2006/10/12 1:25 PM |
お疲れ様です。

今更すいませんが・・・、TERU先生は全科当直をされてるんですか?それはそれは大変ですね。

僕はもうしばらく成人の救急処置から遠ざかってます。
1000g以下の赤ちゃんには挿管出来ても、80kgのおじさんにはてこずりそうです、重過ぎて・・・・。

自殺企図、100歳近い御老人の心肺停止、などの処置には、医者の哲学がある気がします。

またいろいろ教えて下さい。
| どろろんえん魔くん | 2006/10/12 3:32 PM |
先生のところには高圧酸素タンクがあるのですね。しかも一酸化炭素中毒患者を受け入れるとなるとone manチャンバーではないでしょうから、しっかりしたタンクであると想像します。今ではそういった施設は貴重ですから、頑張ってください。
私も何度か一酸化炭素中毒の患者とタンクに入った経験がありますが、一酸化炭素の結合を改善させることはできても後遺症などなかなか減らせず厳しい状況になってしまうものですよね。挿管し、何とか救えないかとバックを押し続けた記憶が蘇りました。
| クーデルムーデル | 2006/10/13 9:41 AM |
チョコひげさん:人間はもともと善なんですかね、悪なんですかね・・・世の中を変えるというのはなかなか難しいですが、まずは親として、小児科医として少しずつ変わっていくといいなぁと思っています。
ぽっくんままさん:確かにカンジダ性舌炎、口内炎かもしれないですね。乳児の場合は真菌性の口内炎は鵞口創といいますが・・・。内科でよいと思います。消化器内科がよいかもしれません。真菌が原因の場合は抗真菌薬の内服薬が消化管から吸収されずによく効くのでよくなるでしょう。
どろろんえん魔くんさん:そうなんです。全科当直なんです。うちの病院は市内の10%の救急車を担っているのでかなり、大変な当直なんですが、かろうじてがんばっています。僕も小児科医になるまえに2年間の内科研修を受けていたのですが、比べてみると子供のほうが挿管しやすい気がします。高齢者の蘇生はおっしゃるとおり、哲学が絡んできます。小児科のように何が何でも助ける!ではなく、家族と本人の意向でしないことも多々ありますよね。毎回考えさせられます。
クーデルムーデルさん:この間のホウカシキ炎はよくわからないうちに治ってしまいました。なんだったのでしょうね。個人的には感染症ではなく、血管浮腫だったような気もします。高気圧酸素療法のあとの晩期合併症(高次脳機能障害)にはかなり苦しめられます。うまくリカバリーしてくれるとよいのですが・・・。
| Dr.TERU | 2006/10/14 9:41 AM |
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