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Kakadu National Park in Northern Territory(北部準州にあるカカドゥ国立公園)に行って来ました
また、子供のことと関係なくてすみません・・・。おかげさまで長男も今朝から解熱傾向のようです。扁桃腺に白い滲出物が付着していることもかんがみて、やはり、アデノウイルス感染症ではないかなぁと思っています。

さてさて・・・

昔からの夢であったカカドゥ国立公園に行ってきましたぁ〜。日本でもよ〜く自然関係のテレビ番組とかでカカドゥ国立公園を放送していたのを昔から見ていたのですが、あの大自然を一度でいいから、見てみた〜いと思っていたんですね。でも、まさかその時にはオーストラリアに住むことができるチャンスが来るとは思っていなかったので・・・。でも、オーストラリアにしばらく住むことができることが決まって絶対に訪問したいと思っていたところだったんです。

興味のない方はどうぞ、他のページへ・・・。

さて、オーストラリアでの北部準州は北のダーウィンから中央部のアリススプリングス(エアーズロックの近く)までとても広いエリアです。なので、このダーウィン、カカドゥ周辺はオーストラリア人からもTop Endと呼ばれているところです。そして、ダーウィンは第二次世界大戦で日本軍から直接爆撃を受けた土地です。なので、日本人としてはちょっと気分的に難しい土地ですね。記念館や記念碑もあるくらいですから・・・まだ、反日感情を持った方が居られても不思議ではないです。
カカドゥ国立公園のうんちくから・・・ここはもともとアボリジニーの人たちの土地です。特にこの一体はガガジュ族と呼ばれるアボリジニーの人たちが住んでいたことからこの名がついたそうですよぉ。確かにダーウィン空港を降り立つとたくさんのアボリジニーの人たちに出会うことができます。カカドゥ国立公園のレンジャーの3分の1がアボリジニーの人たちによって占められています。そして、この地域にはそう、お目当ての一つであるクロコダイル(ワニ)がたくさん生息しています。大きく分けると・・・
Salt Water Crocodile(これはかなり、危険で人を襲って食べちゃう可能性があります。)



Flesh Water Crocodile(これは少し小型で食べることはありませんが、襲って怪我をさせる可能性はあります。)

の2種類が生息しているのです。この地域は日本の秋から冬の時期が雨季、日本の春から夏の時期が乾季になっています。雨季には道路が水で寸断されて乾季にしか行くことができない場所もたくさんあります。なので、観光は必然的に乾季がメインになりますよね。そして、基本的に乾季の初めにどこの川にワニが入り込んでいるかをチェックすることになっているのですが、

「ここは泳いでも良いです・・・」とか

「ここは泳いではダメです・・・」とか

書いてあるのです。ただ、泳いでも良いですというところでも

「ワニはこの周囲では見つかっていませんが、見つけられなかっただけかもしれないので泳ぐならば個人の責任でお願いします・・・」

と書いてあるのですよ・・・恐るべし。

まず、1日目

Darwin空港→Adelaide Riverでのジャンピングクロコダイルツアー→Ubirrでの壁画と絶景を見て来ましたよ。

「えさに向かってジャ〜ンプ!これ、野生ですよ、野生!!!」

「オスのSalt Water Crocodileです。ここの80%がメスらしいですよ。オスはでかい!こわい!」

「Ubirrから見えるカカドゥの湿地帯で〜す。写真だとなかなかすごさが伝わりませんねぇ」

「遠くに見える岩山がArhnem Landと呼ばれるアボリジニーの人のみが入ることを許される土地です」


そして、2日目

早朝6:30からのYellow Water Cruiseという雨季には川であったところが乾季には巨大な水たまり(こちらではBillabongと言います。)へ船で野鳥や大自然を見にいきました!→Norlangieというここも壁画で有名なところ→乾季にしかいけないJim Jim Fall, Twin Fallと呼ばれる観光の目玉の滝へ行って泳いできました!

「夜明けのBillabongです。野鳥たちが起きはじめていて独特の雰囲気ですねぇ」

「夜が明けきったところです。きれいですが、蚊がいっぱいです・・・。」

「Norlangieの壁画・・・不思議ですよね・・・」

「Twin Fallに行くまでの道の途中・・・。深さ60cmちょいの川も自分で運転して渡ります。ちょっと緊張・・・でも、Wildさにどきどき」

「Twin Fall。ここにも滝つぼがあるのですが、ワニがいるので泳げません・・・」

「Jim Jim Fallです。ここではみんなで泳ぎましたよぉ・・・でも、自己責任です」

そして、3日目

アボリジニーのカルチャーセンター・・・そして、また、Magukと呼ばれる別の滝へ行って泳いできました!


「途中のワニに注意の看板の一部です。日本ではなかなかお目にかかれませんよねぇ」


そして、4日目

Darwin市内を観光してきました。

「南国っぽいところで小さいですが、きれいな町でしたよ。」

とっても短い旅でしたが、ほぼ全ての観光スポットを見て回ることができたのでとても有意義に過ごしてきました。子供たちが発熱しなければもっと良かったんですけどね・・・。でも、長い距離もみんなちゃんと歩いてくれたし、それほど熱で何もできないと言うことではなかったのでよかったよかった。ある程度、記憶に残ってくれるといいなぁ・・・。

カテゴリ:日々のつぶやき | 08:13 | comments(24) | -
医者としての発展過程
皆さんもご存知の如く、今は小児科医ではなく、医学生を教える立場として過ごしています。そんな中、僕を教えてくれている立場の先生から20人の学生の診察の仕方を観察してどのレベルの発展段階にいるのかを評価して欲しいと言われました。

簡単に整理すると医学生が診察を頭の先から足の先まで順番に診察をしていく際に・・・

1.指示が必要な段階:次はあーしなさい、次はこーしなさい・・・のように次にすべき診察について上級者から指示が必要な段階です。
2.連想ができる段階:自分で診察しながら、次の診察は何をすべきかを今までの経験に照らし合わせながら考え、自ら進んでいく段階です。
3.オートマチックな段階:簡単に言えば体が覚えていて考えなくても自然に次にすべき診察が流れるように出てくる段階です。

もちろん、それぞれの間の中途半端な段階があるのは事実ですが、それをどのように評価してこの医学生は今の時点でどの段階にいるのかを確定するのか?その理由も含めて評価して欲しいといわれたので学生の診察している姿が記録されたDVDとにらめっこしながら、「ここがまだ甘いな!」「ここはなかなかいいねぇ〜」とか独り言をつぶやきながら、評価しているところです。

ここで僕からこのブログに来ているお母さんたちに質問があります。もちろん、それぞれのお母さんたちにとって良い先生、悪い先生という基準はあると思いますが、ここが気に入らない、ここは気に入っているという観点は無視して、この医者はできるな!この医者はいまいちだな!というポイントはありますか?もしくはこの医者はまだまだ慣れていないな!この医者は慣れているな!というポイントはありますか?ぜひ、患者さん・・・お母さんの視点からその医者と気が合うとか気が合わないとかではなくてこの医者はどの程度優れているとかを知る判断基準があれば教えて欲しいなぁと思います。

そして、将来的にはこのブログがお母さんたちの小児科受診に際してどのような影響を与えたか・・・例えば余分な受診がこのブログのおかげで減った・・・とか、ブログが小児科医療に与える影響などをこのブログを通してお母さんたちから聞いてぜひ、学会で発表してみたいと思っています。帰国したら、即やってみたいと思いますので、ぜひ、みなさん、協力してくださいね。
カテゴリ:日々のつぶやき | 23:18 | comments(32) | -
3番目には全てボロボロ?
今日は長男のスニーカー買いにいきました。

こちらはこの7月から次の年度が始まります。なのでこの6月は年度末の大セールというわけです。まあ、それもあるのですが、うちの場合、これまで洋服などで明らかに女の子!というものでなければ(たまにピンクのものとかもあるんですけどね)長女が着て(もしくは履いて)、次女が着て、そして、やっと長男のところにまわってきます。さすがに下着は女の子用のものを長女、次女に買っていますので、長男には回ってきません(笑)。でも、ジャンパー(結構、古い言い方と思いました?こちらでは上にはおるものはすべてジャンパーって言うんですよぉ。例えばトレーナーもこっちではジャンパーです・・・)やジーンズなどは確実に長女→次女→長男とまわってきます。幸い長女は比較的ボーイッシュなものが好きなので(僕たちがそう仕向けて育てた???)、それが必然的に長男にまでまわってきます。

貧乏くさいって?

いえいえ、節約という面ももちろんありますが、もったいないでしょ?・・・だって、子供ってすぐ大きくなりますからね、結構、きれいなのに小さくなってしまうでしょ?だからです。なので、これまでは長男はよくお姉ちゃんたちのお古を着ていました。そして、靴ももちろん一緒です。長女が履けなくなり、次女がはけなくなり・・・という靴をきれいに洗ってとっておいていました。そして、次が合うようになった履かせていたんですねぇ・・・が、最近、長男の足の大きくなり方が次女を越す勢いです。そして、さすが男の子ですね、とうとう、今、長男の履いているスニーカーがボロボロに・・・さすがにもうだめだろうということになってとって置いたスニーカーを探すと・・・次はもう今、次女が履いているスニーカー・・・とうとう同じサイズのスニーカーになってしまいました。そして、今日、長男は新しいスニーカーを買ってもらえることになったのです。

な・な・なんと・・・よ〜く考えてみると生まれて初めて新品のスニーカーを履いた長男でした(笑)!

でもね。我が家の良い子達・・・次女も長男もこれまでも上からお古がまわってきてもただ純粋に

「わーい、新しいのが来たぁ〜」

って喜んでいるんですけどね。いつまで許してもらえるやら・・・それぞれにそれぞれのものを買ってあげる日も遠くなさそうですね。ま、仕方のないことです。
カテゴリ:日々のつぶやき | 18:49 | comments(7) | -
骨太の方針
厚生労働大臣の舛添さんが医学部の定員増に踏み切りそうですね。これはとてもよいことだと歓迎すべきですねぇ。これまであと10年もすれば医師数が過剰になるという試算をもとに医学部の定員をどんどん削減してきました。その結果、医療崩壊状態に陥ってしまったことは否めません。OECD加盟国30国中27番目の数という先進国とはとても言いがたい状況の中での出来事です。まずは医師過剰になるという試算もどう過剰になるのか?何を元にして過剰としたのか?ということが大きな問題です。

また、最近、われわれ医療従事者がマスコミに必要以上に叩かれている現状もつらいところです。確かに医療ミスは起こってはならないことです。しかも、それが故意であったり、一般的には許されないレベルであった場合は尚更です。でも・・・医師でもほとんどの医師は自らの良心に従い、患者さんのためと働いています。少なくともわれわれ勤務医は・・・。医師はミスが許されないと言われます。その通りですが、医師も人間です。やりたくてやったわけではないというのが根底にあり、マスコミの必要以上の追求は心が痛みます。また、インタビューにおける記者の愚問にも心が痛みます。

医学部の卒業者が増えることで今、足りないといわれている産科領域、小児科領域、救急領域などで医師が増えるか?今の時点では卒業後に何科の医師になるかは個人の自由に任せられています。また、開業するのも個人の自由に任せられています。これはとてもよいことではあるのですが、特定の人気科のみが増えて、結局、上記の科の医師は増えない・・・という状況が出現しないかということは心配です。ただ、アメリカのように科目別に国、州で定員が決まっていて成績上位者から選択権があるという露骨なやり方もどうか・・・という気がします。卒業後に自分のやりたいことを自分ので決められるのは医師くらいかもしれませんね。ほとんどのサラリーマンは会社の指示に従って動かなくてはいけないですし・・・。医師数が少ないことは医師からみても適正に欠ける医師が働いていることを許しています。通常ならば医師として働いてはいけないだろうと思われる人でも医師数の不足から医師として雇わざるを得ません。そういう現実が医療ミスにも少なからず、つながっているようにも見えます。

ただ、われわれ医療従事者にとってよいことは国が医師数が足りないということを公に認めたこと、そして、医療費削減のみを目的に設定したベッド数を減らすことをあきらめたこと、これが未来の日本の医療の改善につながっていけばよいなぁと思います。

とりとめもなく書いてしまいました。

良い方法はないものでしょうかね。
カテゴリ:日々のつぶやき | 08:38 | comments(5) | -
オージールール
日本の皆さんにとってオーストラリアのスポーツといえば何が思い浮かびますか?水泳とか最近ではサッカーも強いですよね。でも、大部分の人はやはり、ラグビーではないでしょうか?僕もここへ来るまではやはり、ラグビーが人気スポーツなんだろうと思っていました。でも、実際に来て見ると・・・

人気スポーツといえばまずは「クリケット」です。これは知ってはいましたが、実際に見たことはありませんでした。そして、実際に見てみてもさっぱり、ルールが分かりませんし、何が面白いのかも見ていては分かりません。やってる人は面白そうですけどね・・・。

そして、何と言っても「オージールール」です。オーストラリアでもQLD州、NSW州、そしてVIC州の一部などいわゆるオーストラリアの右側(東側)の方ではラグビーが人気です。しかし、VIC州の一部、SA州、そしてWA州では圧倒的にこの「オージールール」と呼ばれるオーストラリアンフットボールが人気です。ルールもラグビーよりは女性、子供にも理解しやすいのでこの辺では圧倒的にラグビーよりもオージールール(こっちの人はこう呼んでいます)の方が人気があります。そして、ここアデレードには大きく分けてAdelaide CrowsとAdelaide Port Powerという2つの人気チームがあります。だいたいどちらかのファンなのでまあ、うまく話をあわせる必要がありますねぇ・・・。

さて、昨日はAdelaide CrowsがMelbourneからHawksを迎えての試合がありました。普段は全然、縁がないのですが、近所のおじちゃんが息子がいけなくってチケットが1枚余っているから一緒に行かない?と誘ってくれたのでせっかくだから行って来ましたよ。
すげぇ〜寒かったのですが、スタジアムは大興奮でした。観衆は約4万5千人!芝生や照明がとてもきれいだったし、何より、テレビで見るよりも数段面白かった!あまり、ルールの基礎知識を知らずに行ったのですが、見ていると何となく、ルールが分かってきて、どんなプレーがいいのかも分かるようになりました。残念ながら終了3分前に逆転されてしまって試合はAdelaide Crowsが負けてしまいましたが、とても面白かったです。試合自体も絶えず動きがあるので野球なんかよりも女性は楽しいでしょうね。





9月までがレギュラーシーズンなので何とかみんなでもう一度、見に行ってみたいなぁと思いました。今日はちょっとリラックスしてアデレードの日常でした。
カテゴリ:日々のつぶやき | 00:10 | comments(2) | -
ガニエの教授設計理論
何か難しい題名ですねぇ・・・

これはガニエという人が教育に関する計画を立てるときに特に大人の学習を対象にして「こういうことに気をつけると大人の学習は進みますよ・・・」という指針を書いたものです。これは医者の教育に限らず、企業における人材育成の観点からも用いることができます。でも・・・よ〜く見てみると子育てにも使えそうな気がするなぁ・・・なんて思ってしまいます。

具体的には・・・

Nine Events of Instruction:

1.Gain attention
2.Inform learners of the objectives
3.Build on prior knowledge
4.Present the stimulus
5.Provide guidance
6.Elicit performance
7.Provide feedback
8.Assess performance
9.Enhance retention and transfer

いろんな人が日本語に訳していますが、どれも僕の思いとしっくり来ないので僕なりに訳してみることにします。もしかしたら、僕の理解が違っているかもしれませんけどね。その時はお許しを・・・。

1.学ぶ人の注意をひくようにしましょう。
・・・つまりはその学習に興味を持たせる。おもしろそう・・・と思わせる。子供だっておもしろそうだなぁ・・・と思ったほうが勉強は進みますよね。楽しみを教えるのも教師の役割。

2.学ぶ人にその勉強の目的をちゃんと伝える。
・・・つまりは何のためにこの勉強をしているのかをきちんと説明する。大人は当然、何のために勉強するのかを分からないとやる気にはならない。でも、子供も何のために(いい大学に入るため?テストでいい点を取るため?)勉強するかを理解したほうがよいですよね。

3.それまでにその人が持っている知識をうまく活用する。
・・・つまり、年齢が大きくなればなるほどその人には経験があるわけです。そして、その人の価値観はその過去の経験によって形作られていますから、今から学ぶことが過去の価値観にはずれているとやる気はなくなるのです。なので、その人の過去の経験、今ある知識にうまくこれからの勉強を当てはめる必要があると言うことです。よく家で勉強を教えていると学校の先生のやり方と違う・・・といってやる気がなくなる。その時に先生のやり方と親のやり方にうまく整合性を持たせる必要がでてくるわけですね。

4.刺激になるようなものを含ませる
・・・つまり、新しく学習するものの中に勉強する人の心をくすぐる何かを含ませるわけですね。この学習にはこんな新しいことがあるんだよ!とか、あとはこの学習を終えると何か新しいことができるようになるということを想像させるとか・・・。

5.どういう風に学んでいくかをあらかじめ見せる。
・・・つまり、この先、どういう順番でどんなふうに学んでいくのかをあらかじめ学ぶ人に見せるということですね。子供の場合は「これをして、できるようになったら、つぎはこれをするよぉ。そして、次にはこんなこともするんだよぉ・・・」見たいな感じかな。

6.その人の能力をうまく引き出す。
・・・これはそのまんまですね。でも、これほど難しいものはない。その人の得意不得意をしっかりと見定めて足りないところはうまく補い、すばらしいところはどんどん引き出す。これはADHD、LDなどの学習障害のお子さんへの教育も通じるものがありますよね。

7.反省をする
・・・反省と訳してしまうと悪いことをしたみたいですが、英語で言うFeedbackはどこが良かったところで、どこが悪かったところで、次にどうすればもっと良くなるのだろうかなどを考えることです。このやり方は終わった後に話す手法もあれば、アンケート調査をする方法、もちろん、テストをして理解度を試す方法もあります。大切なのは学習が安全な環境(心理的にも物理的にも)でするのが効果的です。子供も一緒ですよね。「ここはうまくできたねぇ〜、ここはもう少しこうすると次からいいかもね」などはこれに当たります。

8.学んだ成果をちゃんと評価してあげる
・・・できれば目に見える形で学習をする前とした後で学んでいる人が進歩したことを見せてあげることが大切です。そのためにはただ単に「ほら、できなかったのに、できるようになったね」というのももちろん、よいですし、学習の前と後でテストをして点数が上がっていることを見せることも良いと思います。

9.学んだことがなるべく維持させ、別のことに応用させることを勧める
・・・せっかく学んだことですから、それを維持するように仕向けることが大切です。大人の学習は日常生活で必要と感じたことから学習が始まることが多いので会得したことはそのまま、使い続けることが多いです。そのため、維持することが比較的容易であったりします。でも、趣味などの場合は続けないと難しいですね。こどもも覚えたことは忘れてしまいやすいですから、うまく続ける方法を考えなくては・・・ですね。そして、学んだことを他のことにも応用させること。それでさらに学習が深まります。例えば・・・簡単なもので言えば計算ができるようになったということで買い物に行かせて見るとか、以前書いた記事のようにスクーターに乗れるようになったからそれを補助輪なし自転車に応用するなどなど・・・

こうやって見ていくと大人の学習のための教育設計の技法ですけど十分子供にもそれこそ、応用できそうな気がしますよね。やはり、人間のとしての学習は大人も子供も同じようです。ただ違うのは3番です。大人は過去の経験がかなり、その人の常識形成に影響しているので人の意見・・・それが先生であっても(妻であっても・・・)聞き入れるには難しいことがあるわけです。なかなか人の意見に素直に従えませんよ・・・ね?(僕だけ?)長くなりました。
カテゴリ:日々のつぶやき | 00:25 | comments(4) | -
病院で看取るということ、家で看取るということ。
昨日からインターネットで自宅で見取りを希望する人は約1割・・・。国はもっと多いと見込んで最終的には4割まであげるために在宅医療に関わる部分にやや厚く医療政策を施してきました。というのは特に治療を多く必要としない、いわゆる病院で亡くなるのを待っているような高齢者をどんどん病院から出て行ってもらい、それを在宅に移行させることで余分にかかる医療費を削減しようと努めてきました。その一環として慢性期ベッド(医療保険型の療養型ベッド)を約30万床減らそうと考えていました・・・。つまり、療養型に入院している高齢者には積極的な治療ができないようにして、病院が療養型ベッドを持てば持つほど赤字になるように仕向け、ベッドを放棄する病院が出現するのを待っていたのです。・・・が結果として病院を追い出されても行くところがない高齢者が圧倒的に多くなる現象を呼び、国は療養型ベッドの削減を中断せざるを負えなくなりました。そして、在宅分野・・・実際に自宅で亡くなりたい人がどの程度いるのか?自分の末期・・・体は思うように動かず、着替え、食事、トイレ・・・すべてに解除が必要な状態で誰が家族に診て欲しいと思うでしょうか?家にいるとお金がかからないのであれば、少しは考えますが、食事代、介護代、光熱費、治療代・・・それらは家にいてもかかります。どうせお金を払うならば、逆に赤の他人のほうがお互いにしこりなく世話をし、世話をされることができるのではないか・・・と考えるのが現代人なのではないか・・・と思います。国は医療費削減を考えすぎるあまり、当然のことが見えなくなっています。出生率の低下であってもそうです。なぜ、みんなが子供を生まないのか?一番は経済的問題、そして、母親の働きたい希望の問題の2つです。義務教育修了までは少なくとも2人目からは教育費、医療費がかからなくなる、子育て支援として保育料などをどんどん下げる努力をすることで確実に出生率は上がってくると僕は思っています。そろばん勘定のみではなく、国民のニーズに応える政治をして欲しいなぁと思ってしまいます。

なんて長くなりました。このブログを古くから見てくださっている方はご存知かもしれませんが、僕は日本にいるときには小児科と高齢者医療の二足のわらじを履いていました。そこで診てきた高齢者の在宅医療は介護する人・・・家族にとって決して楽な問題ではありません。看取りを希望する調査といっても自分が看取られることを希望する人と家族の最後を自宅で看取る立場の人の両方をしっかりと見なくてはいけません。これは小児科の観点から見ると障害児医療に通じるものがあります。現在、介護保険と障害者医療を統一の観念で見る傾向になってきました。障害児の場合、介護者は基本的に親ですが、障害にもよりますが、親が先になくなる可能性もたくさんあります。そうなると兄弟姉妹が面倒を見ることになる、もし、兄弟姉妹がいなかったら・・・。親の心配はつきません。日本が使っているお金の何か(具体的には明示しませんが)を医療、教育、福祉に回して欲しいと思っています。ちょっと難しい話になってしまいました。
カテゴリ:日々のつぶやき | 08:52 | comments(6) | -
う〜ん、マンダム・・・(古いか?)、じゃなくてマンナム
Mannumと書いてマンナムと読みます。

昨日と一昨日、ここアデレードから80kmほど離れた町:Mannumで地域医学教育に関する集まりがあったので1泊2日で行って来ました。集まりにはVictoria州の医者たちも大勢集まっていて勉強会とおしゃべりと近くの診療所などの医療施設の見学会などをしてきましたよ・・・。

残念ながら、カメラを忘れていってしまったので写真を取れなかったのですが、MannumはMurray川沿いのとてもきれいな町でした。Murray川はたくさんの州にまたがって流れていますが、農業用の水をどんどんみんなが引くので海に流れ込む最後・・・実はこれが南オーストラリア州なのですが・・・には水がほとんどなくなってしまいます。それで各州で取水制限を設けようと何年も前から話し合われていたんですが、Victoria州の州知事のみが反対し、放置されていました。というのも一番最後の南オーストラリア州は何とかしてもらわないと十分な水どころか、最低限の水さえ取水できないことになります。最近になってようやくVictoria州の知事も取り決めにサインしたようなので少し前進するかもしれませんね。ということでMurray川にはいくつものダムがあるのですが、そのダムとダムの間にしか川と思えるような水が流れていません。と前置きが長くなりましたが、その十分な水がある町のひとつがMannumです。

とてもきれいな町で小さいのですが、夏には水上スキーやボートの客でとても賑わうそうです。今は冬ですから・・・。でも、ピクニックだけに川ときれいな景色を見にいくだけでも価値のある町でしたよ。

そうそう、そこでこちらの医者たちと楽しいおしゃべりをしてきました。なかでもこちらの小児科の先生と話が弾んで・・・川崎病を診たことがあるか?と聞かれたのでたくさん診たことがあるということ、日本では年間1万人の子供たちが川崎病にかかっていて今でも増えていること、相変わらず、はっきりとした原因と絶対に効果のある治療法は見つかっていないことなどを話していました。その先生は診たことがないと言っていました・・・。もう50歳代半ばの先生でしたが、やはり、遺伝子なのでしょうね・・・。オーストラリアでは滅多にお目にかからないようです。やはり、ところ変われば病気の形態や発生頻度もどんどん変わるのでなかなか異国で医者をするのも難しそうですね。

ということで車で1時間半くらいなので天気の良い近日中にピクニックに行って、写真をとって帰って来たいと思います。今日もお母さんには役立たない話でした・・・。
カテゴリ:日々のつぶやき | 12:34 | comments(5) | -
このブログも長くなってきました・・・。
このブログをはじめてもう3年になります。

最初は診察室で感じたことや出会った患者さんのことなどつらつら書いてみようかなって始めましたが、いつのまにかお母さんの育児支援的な内容が多くなり、そして、何の因果か突然、オーストラリアなんぞに来てしまって・・・。

ただ、最近は日常診療を離れているせいか、なかなか臨場感あふれるブログになっていませんねぇ。書くことも一通り、書いてしまってネタがない!というのもありますが、ややマンネリ化してきていて読んでくださる方々もあまり、おもしろくないなぁと感じているような気がします。日本に帰ったら、また、出くわした日常診療のひとコマを楽しく語れるのではないかと思いますが、しばらくはつまらないブログになりそうです。ちょっとあり方を考える時期に来ているのか、このまま、うだうだぁ〜っとお母さんたちと楽しく語り合っているだけでよいのか、悩むところです。

顔を合わさない交流も楽しいですか、ぜひ、このブログで知り合った人たちと顔をあわせて楽しく話したいものです。そういうところがちょっと物足りない今日この頃です。
カテゴリ:日々のつぶやき | 23:19 | comments(30) | -
モンスターハズバンド???
今日のインターネットの記事にモンスターハズバンドなるものが出ていました。妊娠中、出産時に内診をする男性医師に対し、セクハラだから女医に変えろとか叫ぶらしい・・・。あとは出産時に痛みで叫ぶ妻に何もしてやらないと暴れるらしい・・・。まあ、100歩譲って海外では無痛分娩がかなり普及しているので痛みをとる分娩はしてあげてもよいが、内診に対してセクハラというのはどうなんですかねぇ・・・。産科医不足に苦しむ中で夜中の分娩でいきなり女医を呼べといわれてもね・・・と思います。ますます産科医のなり手がいなくなるのが目に見えています。

では、一方、小児科ではモンスターペアレントなるものが、出現しています。もともとはこの言葉、学校などの教育現場で言われているものですが、小児科の現場でもたくさんのモンスターペアレントが出現していますよね。
簡単なものから言えば、こちらの治療方針を聞かずに自分がもらいたい薬だけを要求する方、ウイルス感染で下がるのを待つしかない熱の場合で一生懸命、その旨を説明しているのでなぜ、下がらないのかと詰め寄る親・・・。いろいろあります。

僕の経験で言うと・・・
ある新生児の子が腹部膨満で受診しました。僕はヒルシュスプルング病という先天的な病気の可能性もあるから一度、小児外科で精密検査をした方が良いと思い、紹介状を書きました。その旨をお母さんに説明し、一旦は待合室に戻っていかれました。その直後にすごい剣幕でお父さんが診察室に怒鳴り込んできて、「自分が診察できないから他の病院に押し付けるとはどういうことだ!お前の能力がないから他の病院に行くんだからその病院までの行きと帰りのタクシー代を支払え!」とわざとかわざとでないのか知りませんが、すごい大声で叫んでいました。その時は困るのを通り越してため息が出たことを思い出します。

ある子供が発熱初日で受診しました。診察して待っている間に運悪く処置室で熱性痙攣を起こしました。そこで看護師は僕を呼びに来て、さらにすぐ戻って時計を見ながらけいれんの持続時間を計っていました・・・。すると・・・「何でお前たちはけいれんしているのにぼ〜っと見てけいれんを止めようとしないのだ!しかもこの看護婦はうちの子がけいれんしているのにうちの子を見ないで時計ばかり見てよそ見している!」とパパ。僕が熱性けいれんは通常5分以内に止まって元に戻ることが多いので様子を診ています。そして、看護婦はけいれんがどれだけ長く続いているかをしっかりと見ているんですと説明しても全く耳に入りません。「この病院のスタッフはうちの子を見る気がないのだ・・・救急車を呼べ!」と。そして、けいれんは2分で止まり、その子はすぐに普通に戻りました。つまり、単純型熱性けいれんだったのですね。そこで登場したのが、おじいちゃんとおばあちゃんです。「これは絶対脳症だから今すぐ、血の検査と頭の検査をすぐしろ!すぐだ!」モンスターペアレントに加え、モンスターグランドペアレントも出現していますね。

たまにモンスターアンクル(おじ)やモンスターアント(おば)が出現してくることもあります・・・。

正しいことを正しい科学的根拠に基づいて説明・治療しても人の感情はなかなかコントロールできません。大切な子供のことでただ感情的に取り乱しているだけならばよいのですが、中には感情だけではなく、常識が伴っていない人も多々います。まあ、医療従事者側にも問題な人はいるのでおあいこなのかもしれませんけどね・・・。あまり、遭遇したくないシチュエーションですね・・・。
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